犬のしつけの優先順位

犬のしつけといっても、色々なものがあります。全てを一度に覚えさせることは出来ないので、重要なモノから教えていくことになります。 私がドッグトレーナーさんから、子犬のうちに身につけさせておいたほうがいいと言われたことは次の5つです。

    1:トイレ
    2:留守番
    3:社会化トレーニング(犬や人間に慣れさせる)
    4:抱っこ
    5:歯磨き

最初の3つはスンナリ理解できると思いますが、4番目と5番目は『?』と思った人もいるのではないでしょうか。

でも、これは子犬のうちに出来るようになっておいたほうがいいことのようです。

抱っこというのは、人間に体を触られても嫌がらないようにするというのが最大の目的です。爪切り、シャンプーといった日常の手入れ、病院での診察など、人間が犬に触れる機会はたびたびありますが、そこでおとなしくしてくれる犬と嫌がって暴れる犬とでは、手間暇が全然違います。

人間が触ることに抵抗しないように慣れさせておくことは、いざという時に役立ちます。

また、体に触れるというのは大切なコミュニケーションですから、触らせてくれないというのは、親密な関係を築くうえでも障害になります。

そういった意味で、抱っこに慣れさせるというのは、優先順位の高いしつけということになります。

歯磨きというのは、まず前提として、歯磨きそのものの重要性を理解しなければいけません。私も教えてもらって初めて知ったのですが、歯というのは犬の寿命も左右する重要な身体箇所なのだそうです。

たしかに人間でも、総入れ歯の人よりも、自分の歯を保っている人のほうが健康的です。犬も一緒らしいのですが、そうなると、毎日の歯磨きというのは重要になってきます。

もちろん、歯というのは口のなかという最もデリケートな箇所ですから、普通、犬は抵抗します。それに慣れさせるには、子犬のうちにしつけておくことが重要というわけです。

大人になってから、歯磨きに慣れさせるのは並大抵では無いらしく、『子犬のうちにしつけておけばよかった』と後悔する飼い主が少なくないそうなので、子犬のうちにしっかりしつけておきましょう。

ちなみに、歯磨きに慣れさせるというのは、あらゆるしつけのなかで、最も大変なことの1つのような気がします。それだけに、それが出来れば、飼い主としての力量も相当つくのではと感じます。

飼い主自身にとっても、いいトレーニングと言えます。