望ましい行動に誘導することが犬のしつけの第一歩

オスワリ、オテ、フセといった行動を覚えさせるにしても、最初はワンちゃんは、何のことかさっぱり分かりません。そこで、まず、行動の意味を理解してもらうのが犬のつけの第一歩です。

恐らく、何も知らずにしつけに挑戦して失敗してしまう人の大半は、ここがネックになるはずです。逆にいえば、ここさえ出来れば、あとはかなり楽です。

どんなふうにするのか、実例を見て頂いたほうが早いので、下記のビデオを見てください。
(音は出ないです。)

これは我が家のチビに『オマワリ』をさせているところです。私の手の動きに注目してください。

回転を描くようにしているのが分かると思います。チビは見事に回っていますが、これは回ろうとしているのではなく、私の手の動きを追っているだけです。それが結果的にオマワリになっています。

私の手のなかには、チビの大好きなオヤツが入っています。それで、手を追いかけ回すわけです。

ここで別の画像を、もう一つみてください。

このなかでも、チビは手を追っていますが、オマワリはしていないですよね。

お気づきかと思いますが、トレーニングをするときには、こうすれば、チビがオマワリ出来るというふうに、私のほうで手の動きを調節して誘導しています。

これを何度も繰り返すと、チビは手のなかにオヤツがなくても、手を回す仕草をするだけでも、回るようになります。

この後、さらに手の動きに合わせて、『オマワリ』という言葉を言うようにして、トレーニングを繰り返すと、最後には言葉だけで回れるようになります。

これがあらゆるしつけの基本です。

当たり前ですが、ワンちゃんは、最初からフセやオスワリといった動作を知っているわけではありません。なので、『これがオスワリという動作なんだよ』というところから教えてあげる必要があります。

そのためには、ワンちゃんの動きを観察して、してほしい行動をするための誘導方法を考えます。これはワンちゃんによって違ってきます。

上記の映像は、あくまでもチビに対して通用する動きです。基本は一緒かも知れませんが、あなたのワンちゃんには、違う仕草のほうが伝えやすいということがあるはずです。

それを探していくのが犬のしつけと言えます。

ですから、犬のしつけの第一歩は、飼い主が自分の犬に対する適切な誘導方法をみつけるということになります。

これを理解して実践できるようになれば、犬のしつけは半分、成功したも同然です。

結構、複雑な動作も伝えられるようになりますよ!